夏風邪の一種、手足口病の基本と口蹄疫との関係など。
初期症状とは?
初期の症状として、発熱と喉の痛みが起こります。
風邪によくにている症状で、
手足口病の場合は、手や口の周りや足などに発疹がおこってきます。
ひどくなると発疹は水疱になり、破けると痛みを伴います。
また、38度以上の発熱をおこすこともあります。
毎年夏ごろに保育所や幼稚園で流行している夏風邪の一種なのです。
治療はどうやるの?
手足口病の治療方法は特にありません。
病気にともない併発する発熱や痛め止めなどの薬などを処方したり、
水分を補給するといった対処法があります。
安静にしていると一週間以内で治ります。
症状が悪化している恐れがある場合は、皮膚科に診断しに行きます。
原因のウイルスと予防法とは?
ピコルナウイルス科エンテロウイルスの一種が原因です。
普段は感染しても特に症状の出ないエンテロウイルスですが、
かぜの症候群やヘルパンギーナなどを発症する場合もあり、
また、新生児の臓器に感染した場合は死にいたることもあります。
手足口病の原因であるエンテロウイルス71というウイルスは、
時に中枢神経に関係する無菌性髄膜炎、
脳炎などの重い合併症を引き起こすことがあります。
ウイルスは、咳などによる飛沫感染、粘液による経口・接触感染、
便からの感染によって伝染します。
予防法としては、よく手洗い、うがいをすることが大事です。
口蹄疫との関係は?
手足口病は、口蹄疫と同じ種類のピコルナウイルス科のウイルスによって発生しています。
ただし、口蹄疫ウイルスは牛や豚、羊などの偶蹄目(ぐうていもく)にのみ感染し、
人間にはうつらないとされています。
もっと詳しく知りたい
国立感染症研究所 感染症情報センター
手足口病の原因や治療法、合併症の注意など。
エンテロウイルスについて
横浜市衛生研究所による手足口病の原因ウイルス・エンテロウイルスについて。