クロノグラフで有名なレオニダス社の腕時計の解説など。
レオニダスとクロノグラフって?
レオニダス社はかつてスイスにあった有名時計メーカーでした。
レオニダス社が最も得意としていたのが「クロノグラフ」と呼ばれる腕時計。
このクロノグラフというのはストップウォッチ機能を持った腕時計、
または懐中時計のことで、時計機能とストップウォッチ機能が同じ動力源にあるものを指します。
クロノグラフを作るには非常に高度な技術が必要なのですが、レオニダス社では
これを戦前から製作していた名門メーカーとして知られていたのです。
その後の歴史
さて、スイスには当時レオニダス社と同じように広く
名前を知られていた時計メーカー、ホイヤー社がありました。
レオニダス社はこのホイヤー社との繋がりが大変深く、1940年代の終わりごろには
「ホイヤー・レオニダス」というブランドも存在していたほどです。
また、その頃のホイヤーのクロノグラフはレオニダス社によって作られていたという関係もあったようです。
このような縁もあってか、1963年にはレオニダス社はホイヤー社と合併されることになりました。
先駆けて作られたクロノグラフ
新生ホイヤー・レオニダス社はブライトリング社、ハミルトン・ビューレン社、
デュボア・デプラ社との4社共同で、当時技術的に難しいといわれていた自動巻の
腕時計クロノグラフ「キャリバー11」を、世界に先駆けて開発するといった実績を残しています。
しかし、その後のクォーツショックから業績が悪化。
1985年、ホイヤー・レオニダス社は資金難に陥ったところでタグ・グループに統合され、
現在のタグ・ホイヤー社となりました。
「タグ・ホイヤー」という名前に関しては、モータースポーツの
分野でご存知の方も多そうですが、その陰にはかつてのレオニダス社の
クロノグラフ(ストップウォッチ)の技術が大きく活かされているということになるのかもしれませんね。
時計の特徴って?
レオニダス社の腕時計、クロノグラフは現在でも時おり
オークションに登場してはアンティーク腕時計として人気を呼んでいるようです。
1940年代に作られたものながらストップウォッチ機能もしっかりしているものが多く、
当時の技術の高さが伺われます。
価格も決してお安くはないのですが、レトロ感覚のデザインやフォルムに独特の味わいがあり、
マニアの心を惹き付けて止みません。
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