奈良県の橘寺にある重要文化財・石灯籠の紹介など。
奈良県の橘寺とは?
奈良県高市郡明日香村にある橘寺は創建が聖徳太子の時代に
までさかのぼるという伝承を持つ非常に深い歴史のあるお寺です。
宗派は天台宗。
このお寺がある地域は聖徳太子生誕の地という伝承もあり、
古くから聖徳太子とゆかりの深い地として愛されてきました。
聖徳太子は7つのお寺を創建したと言われていますが、そのうちのひとつがこの橘寺なのです。
伝承ではもともと太子の父用命天皇が利用していた別宮を寺院に改めたものだとも言われています。
今よりも大きかった?
また、創建当時は現在よりもはるかに規模が大きく、 当時の主流だった四天王寺式の伽藍配置を持った大規模な 寺院だったことが発掘調査によって明らかになっています。
お寺の重要文化財とは?
お寺にはいくつもの貴重な文化財があります。
重要文化財に指定されているものとしては木造の聖徳太子の
坐像や日羅立像などが代表的なものとして知られていますが、
もうひとつ、この寺を代表する重要文化財に石灯籠があります。
石灯籠の特徴は?
これは特徴的な六角形の形をしており、「橘寺形石灯籠」といわれています。
作られたのは室町時代前期といわれているものです。
宝珠が非常に小さいのが大きな特徴となっていますが、
この部分は破損した部分を後世になって補償されたものとも言われています。
火袋に四天王が、中台の側面に獅子の彫刻がある非常に立派なものです。
六角形の石灯籠は安土桃山時代に入ると庭園などに広く利用されるようになります。
それに先立つものとしてこの文化財は貴重なものなのです。